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9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

小倉百人一首一覧(暗記に役立つ現代語訳・意味・解説つき)

著者名: 走るメロス
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百人一首11~20

原文

11.参議篁(さんぎたかむら)

わたの原 八十島かけ漕ぎいでぬと 人には告げよ 海人の釣舟

ひらがなでの読み方

わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと ひとにはつげよ あまのつりふね

現代語訳

大海原、(そこに浮かぶ)多くの島々を目指して漕ぎ出していったと(都の)人に告げてくれ。漁師の釣り船よ。

※歌の解説


12.遍昭(へんじょう)

原文

天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめ

ひらがなでの読み方

あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ をとめのすがた しばしとどめむ

現代語訳(口語訳)

空を吹く風よ、雲の中の(天女が天と地上を行き来するという)通い路を吹き閉ざしておくれ。天女たちの姿をもう少し(この地上に)とどめておこう。

※歌の解説


13.陽成院(ようぜいいん)

原文

つくばねの 峰よりおつる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる

ひらがなでの読み方

つくばねの みねよりおつる みなのがわ こひぞつもりて ふちとなりぬる

現代語訳

筑波山の頂から(流れ)落ちるみなの川(の水量が次第に増して深い淵になるように)、(初めは少し気になるぐらいだったあなたへの)恋心も積もり積もって(深い)淵となったことです。

※歌の解説


14.河原左大臣(かわら の さだいじん)

原文

陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし 我ならなくに

ひらがなでの読み方

みちのくの しのぶもぢずり たれゆえに みだれそめにし われならなくに

現代語訳

陸奥のしのぶもじずりの乱れ模様のように、あなた以外の誰のために心が乱れ初めた私ではないのに

※歌の解説


15.光孝天皇(こうこうてんのう)

原文

君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ

ひらがなでの読み方

きみがため はるののにいでて わかなつむ わがころもでに ゆきはふりつつ

現代語訳

あなたのために(差し上げようと)、春の野原に出て若菜を摘む私の袖に、雪が降り続いていることですよ。

※歌の解説


16.中納言行平(ちゅうなごん ゆきひら)

原文

立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来

ひらがなでの読み方

たちわかれ いなばのやまの みねにおふる まつとしきかば いまかへりこむ

現代語訳

(私はあなたと)お別れをして行きます。(赴任先の)因幡の山の峰に生えている松ではないですが、(あなたが私を)待つと聞いたならば、すぐにでも帰ってまいりましょう。

※歌の解説


17.在原業平朝臣(ありわら の なりひらあそん)

原文

ちはやぶる 神代きかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは

ひらがなでの読み方

ちはやぶる かみよもきかず たつたがは からくれなゐに みづくくるとは

現代語訳

神の時代にも聞いたことがない。竜田川の水を(紅葉葉が)あざやかな紅色にくくり染めにするとは。

※歌の解説


18.藤原敏行朝臣(ふじわら の としゆきあそん)

原文

住の江の 岸に寄る波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ

ひらがなでの読み方

すみのえの きしによるなみ よるさへや ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ

現代語訳

住の江の岸に寄る波ではないですが、(人目が気になる昼間はやむを得ないとして)夜までも、夢の中で(私のもとに)通う路であっても、どうして(あなたは)人目を避けているのだろうか。

※歌の解説


19.伊勢(いせ)

原文

難波潟 みじかき葦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや

ひらがなでの読み方

なにはがた みじかきあしの ふしのまも あはでこのよを すぐしてよとや

現代語訳

難波潟に生えている葦の短い節と節の間ようなわずかな間さえも、逢わずにこの世を過ごせというのですか。

※歌の解説


20.元良親王(もとよししんのう)

原文

わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ

ひらがなでの読み方

わびぬれば いまはたおなじ なにはなる みをつくしても あはむとぞ思おもふ

現代語訳

(恋についてこんなにも)切なく悩んだのだから、今は(あなたとの関係が世間に知られて身が滅んだとしても)同じことです。難波にある澪標ではないですが、この身を尽くしても(あなたに)逢いたいと思うのです。

※歌の解説

目次

1~10
11~20
21~30
31~40
41~50
51~60
61~70
71~80
81~90
91~100

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