かみよ/神代/神世
このテキストでは、古文単語「
かみよ/神代/神世」の意味、解説とその使用例を記している。
※「かむよ」、「じんだい」とも。
名詞
■意味
神々が国を治めた時代。
※古事記や日本書紀の記述のうち、天地開闢(いわゆる世界の始まり)から神武天皇が即位するまでの時代のこと。
[出典]:
百人一首
「ちはやぶる
神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは 」
[訳]:
神の時代にも聞いたことがない。竜田川の水を(紅葉葉が)あざやかな
紅色にくくり染めにするとは。
備考
この歌は古今和歌集、伊勢物語にも収録されています。