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源氏物語「若紫・北山の垣間見(日もいと長きにつれづれなれば〜)」の品詞分解(助動詞・敬語など)

著者名: 走るメロス
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源氏物語『若紫・北山の垣間見・若紫との出会ひ』の品詞分解

このテキストでは、源氏物語の一節『若紫(日もいと長きにつれづれなれば、〜)』の品詞分解を記しています。書籍によっては「北山の垣間見」や「若紫との出会ひ」、「若紫の君」と題するものもあるようです。


現代語訳

源氏物語「若紫・北山の垣間見」(日もいと長きにつれづれなれば〜)の現代語訳


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源氏物語とは

源氏物語は平安中期に成立した長編小説です。一条天皇中宮の藤原彰子に仕えた紫式部が作者というのが通説です。


品詞分解

※名詞は省略しています。



■日もいと長きにつれづれなれば、夕暮れのいたう霞みたるにまぎれて、かの小柴垣のもとに立ち出で給ふ。

単語品詞敬意の向き
日ーー
も係助詞ー
いと副詞ー
長きク活用の形容詞「ながし」の連体形ー
に格助詞ー
つれづれなれナリ活用の形容動詞「つれづれなり」の已然形ー
ば、接続助詞ー
夕暮れーー
の格助詞ー
いたう副詞「いたく」のウ音便ー
霞みマ行四段活用「かすむ」の連用形ー
たる存続の助動詞「たり」の連体形ー
に格助詞ー
紛れラ行下二段活用「まぎる」の連用形ー
て、接続助詞ー
か代名詞ー
の格助詞ー
小柴垣ーー
の格助詞ー
もとーー
に格助詞ー
立ち出でダ行下二段活用「たちいづ」の連用形ー
給ふ。尊敬の補助動詞・ハ行四段活用「給ふ」の終止形作者→光源氏






■人々は帰し給ひて、惟光朝臣とのぞき給へば、ただこの西面にしも、持仏据ゑ奉りて行ふ尼なりけり。簾少し上げて、花奉るめり。

単語品詞敬意の向き
人々ーー
は係助詞ー
かへしサ行四段活用「かへす」の連用形ー
給ひ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用「「給ふ」」の連用形作者→光源氏
て、接続助詞ー
惟光朝臣ーー
と格助詞ー
のぞきカ行四段活用「のぞく」の連用形ー
給へ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用「給ふ」の已然形作者→光源氏
ば、接続助詞ー
ただ副詞ー
こ代名詞ー
の格助詞ー
西面ーー
に格助詞ー
しも、副助詞ー
持仏ーー
据ゑワ行下二段活用「すう」の連用形ー
奉り謙譲の補助動詞・ラ行四段活用「たてまつる」の連用形作者→仏
て接続助詞ー
行ふハ行四段活用・連体形ー
尼ーー
なり断定の助動詞「なり」の連用形ー
けり。過去の助動詞「けり」の終止形ー
簾ーー
少し副詞ー
上げガ行下二段活用「あぐ」の連用形ー
て、接続助詞ー
花ーー
奉る「与ふ」の謙譲語。ラ行四段活用「たてまつる」の終止形作者→仏
めり。推定の助動詞「めり」の終止形ー






■中の柱に寄り居て、脇息の上に経を置きて、いとなやましげに読みゐたる尼君、ただ人と見えず。

単語品詞敬意の向き
中ーー
の格助詞ー
柱ーー
に格助詞ー
寄りゐワ行上一段活用「よりゐる」の連用形ー
て、接続助詞ー
脇息ーー
の格助詞ー
上ーー
に格助詞ー
経ーー
を格助詞ー
置きカ行四段活用「おく」の連用形ー
て、接続助詞ー
いと副詞ー
なやましげにナリ活用の形容動詞「なやましげなり」の連用形ー
読みゐワ行上一段活用・連用形ー
たる存続の助動詞「たり」の連体形ー
尼君、ーー
ただ人ーー
と格助詞ー
見えヤ行下二段活用「みゆ」の未然形ー
ず。打消の助動詞「ず」の終止形ー






■四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど、面つきふくらかに、まみのほど、髪のうつくしげにそがれたる末も、なかなか長きよりもこよなういまめかしきものかなと、あはれに見給ふ。

単語品詞敬意の向き
四十余ーー
ばかり副助詞ー
に断定の助動詞「なり」の連用形ー
て、接続助詞ー
いと副詞ー
白うク活用の形容詞「しろし」の連用形のウ音便ー
あてにナリ活用の形容動詞「あてなり」の連用形ー
やせサ行下二段活用・連用形ー
たれ存続の助動詞・已然形ー
ど、接続助詞ー
面つきーー
ふくらかに、ナリ活用の形容動詞「ふくらかなり」の連用形ー
まみーー
の格助詞ー
ほど、ーー
髪ーー
の格助詞ー
うつくしげにナリ活用の形容動詞「うつくしげなり」の連用形ー
そがガ行四段活用「そぐ」の未然形ー
れ受身の助動詞「る」の連用形ー
たる完了の助動詞「たり」の連体形ー
末ーー
も、係助詞ー
なかなか副詞ー
長きク活用の形容詞「長し」の連体形ー
より格助詞ー
も係助詞ー
こよなうク活用の形容詞「こよなし」の連用形「こよなくのウ音便ー
今めかしきシク活用の形容詞「いまめかし」の連体形ー
ものーー
かな終助詞ー
と、格助詞ー
あはれにナリ活用の形容動詞「あはれなり」の連用形ー
見マ行上一段活用「見る」の連用形ー
給ふ。尊敬の補助動詞・ハ行四段活用「給ふ」の終止形作者→光源氏


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