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伊勢物語『東下り・三河国編』(昔、男ありけり〜)の品詞分解

著者名: 走るメロス
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その沢に、かきつばたいとおもしろく咲きたり。それを見て、ある人のいはく、「かきつばたといふ五文字を、句の上に据ゑて、旅の心を詠め」といひければよめる。


代名詞
格助詞
に、格助詞
かきつばた
いと副詞
おもしろく形容詞・ク活用「おもしろし」の連用形
咲きカ行四段活用「さく」の連用形
たり。存続の助動詞「たり」の終止形
それ代名詞
格助詞
マ行上一段活用・連用形
て、接続助詞
ある連体詞
格助詞
いはく、ハ行四段活用・未然形+接尾語「く」
「かきつばた
格助詞
いふハ行四段活用・連体形
五文字
を、格助詞
格助詞
格助詞
据ゑワ行下二段活用・連用形
て、接続助詞
格助詞
格助詞
よめ。」マ行四段活用・命令形
格助詞
いひハ行四段活用・連用形
けれ過去の助動詞・已然形
接続助詞
よめマ行四段活用・已然形または命令形
る。完了の助動詞・連体形






「から衣着つつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ」と詠めりければ、みな人、餉の上に涙落として、ほとびにけり。

唐衣枕詞
カ行上一段活用「きる」の連用形
つつ接続助詞
なれラ行下二段活用「なる」連用形
完了の助動詞「ぬ」の連用形
過去の助動詞「き」の連体形
つま
強調の副助詞
あれラ行変格活用「あり」の已然形
順接確定条件の接続助詞
はるばる副詞
カ行変格活用「く」の連用形
ぬる完了の助動詞「ぬ」の連体形
格助詞
強調の副助詞
強調の係助詞
思ふハ行四段活用「おもふ」の連体形
格助詞
よめマ行四段活用・已然形または命令形
完了の助動詞・連用形
けれ過去の助動詞・已然形
ば、接続助詞
みな人、
かひれい
格助詞
格助詞
落としサ行四段活用・連用形
て、接続助詞
ほとびバ行上二段活用・連用形
完了の助動詞・連用形
けり。過去の助動詞・終止形


【ちょっと復習「ほとぶ」の意味は?】

※つづく:伊勢物語『東下り』(行き行きて、駿河の国にいたりぬ〜)の品詞分解

※現代語訳:伊勢物語『東下り』(昔、男ありけり〜)の現代語訳と解説」

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著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 高等学校 国語総合 古典編』 東京書籍
『教科書 国語総合』 桐原書店

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