「ほとぶ/潤ぶ」の意味・活用・使用例【バ行上二段活用】
このテキストでは、バ行上二段活用「
ほとぶ/潤ぶ」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
バ行上二段活用
| 未然形 | ほとび |
| 連用形 | ほとび |
| 終止形 | ほとぶ |
| 連体形 | ほとぶる |
| 已然形 | ほとぶれ |
| 命令形 | ほとびよ |
■意味:自動詞
(水分を含んで)
柔らかくなる、ふやける。
[出典]:
東下り 伊勢物語
「みな人、餉の上に涙落として、
ほとびにけり。」
[訳]:みな、乾飯の上に涙を落としたので、(乾飯は)
ふやけてしまいました。