新規登録 ログイン

9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

伊勢物語『芥川・白玉か』(昔、男ありけり。女のえ得まじかりけるを〜) わかりやすい現代語訳と解説

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加

解説

伊勢物語に登場する男性は、在原業平がモデルではないかとされています。「芥川」で男が連れ出した女性は、在原業平が本当に連れ出した藤原高子(のちの清和天皇の奥さん)と言われています。藤原高子は鬼に食べられたのではなく、娘を盗まれたと気づいた藤原家が取り返していったのですが、これを物語風に鬼に食べられたとしているのです。





品詞分解

※品詞分解:伊勢物語『芥川』の品詞分解

単語

(※1)神
(※2)いみじう形容詞「いみじ」の連用形のウ音便。「ひどく・たいそう」の意味
(※3)やなぐひ矢を入れておく筒のようなもの
(※4)明けなむ「なむ」は願望を表す終助詞
(※5)え聞かざりけり「え+動詞+打消」で「とても〜することができない」
(※6)若う連用形「若く」のウ音便。


練習問題にチャレンジ!

伊勢物語『芥川(白玉か)』テストで出題されそうな問題

関連テキスト

・伊勢物語『初冠

・伊勢物語『東下り

・伊勢物語『筒井筒

・伊勢物語『あづさ弓(梓弓)

・伊勢物語『すける物思ひ

・伊勢物語『渚の院

・伊勢物語『小野の雪

・伊勢物語『さらぬ別れ

・伊勢物語『月やあらぬ

・伊勢物語『通ひ路の関守

・伊勢物語『ゆく蛍

・伊勢物語『狩りの使ひ

・伊勢物語『つひにゆく道


著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
1ページへ戻る
前のページを読む
2/2
次のページを読む

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
『教科書 精選国語総合』 東京書籍
『教科書 新編国語総合』 東京書籍
『教科書 国語総合』 桐原書店
『教科書 高等学校国語 国語総合』 東京書籍
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 1,358,915 pt 
 役に立った数 2,083 pt 
 う〜ん数 251 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!