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徒然草『猫また・奥山に、猫またといふものありて』の品詞分解
著作名: 走るメロス
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肝心も失せて、防かんとするに力もなく、足も立たず、小川へ転び入りて、「助けよや、猫また、よや、よや。」と叫べば、家々より、松どもともして走り寄りて見れば、このわたりに見知れる僧なり。


肝心
係助詞
失せサ行下二段活用「うす」の連用形
て、接続助詞
防かカ行四段活用「ふせく」の未然形
意志の助動詞「む」の終止形
格助詞
するサ行変格活用「す」の連体形
接続助詞
係助詞
なく、形容詞・ク活用「なし」の連用形
係助詞
立たタ行四段活用「たつ」の未然形
ず、打消の助動詞「ず」の連用形
小川
格助詞
転び入りラ行四段活用「ころびいる」の連用形
て、接続助詞
「助けよカ行下二段活用「たすく」の命令形
や、間投助詞
猫また、
よや、感動詞
よや。」感動詞
格助詞
叫べバ行四段活用「さけぶ」の已然形
ば、接続助詞
家々
より、格助詞
松ども
ともしサ行四段活用「ともす」の連用形
接続助詞
走り寄りラ行四段活用「はしりよる」の連用形
接続助詞
見れマ行上一段活用「みる」の已然形
ば、接続助詞
代名詞
格助詞
わたり
格助詞
見知れラ行四段活用「みしる」の已然形
存続の助動詞「り」の連体形
なり。断定の助動詞「なり」の終止形



「こは如何に。」とて、川の中より抱き起こしたれば、連歌の賭物取りて、扇・小箱など懐に持ちたりけるも、水に入りぬ。

代名詞
係助詞
如何に。」副詞
とて、格助詞または、格助詞「と」+接続助詞「て」
格助詞
より格助詞
抱きカ行四段活用「いだく」の連用形
起しサ行四段活用「おこす」の連用形
たれ完了の助動詞「たり」の已然形
ば、接続助詞
連歌
格助詞
賭物
取りラ行四段活用「とる」の連用形
て、接続助詞
扇・小箱
など副助詞
格助詞
持ちタ行四段活用「もつ」の連用形
たり存続の助動詞「たり」の連用形
ける過去の助動詞「けり」の連体形
も、係助詞
格助詞
入りラ行四段活用「いる」の連用形
ぬ。完了の助動詞「ぬ」の終止形



希有にして助かりたるさまにて、はふはふ家に入りにけり。飼ひける犬の、暗けれど、主を知りて、飛びつきたりけるとぞ。

希有にして連語:形容動詞・ナリ活用「けうなり」の連用形「けうに」+接続助詞「して」
助かりラ行四段活用「たすかる」の連用形
たる完了の助動詞「たり」の連体形
さま
にて、格助詞
はふはふ副詞
格助詞
入りラ行四段活用「いる」の連用形
完了の助動詞「ぬ」の連用形
けり。過去の助動詞「けり」の終止形
飼ひハ行四段活用「かふ」の連用形
ける過去の助動詞「けり」の連体形
の、格助詞
暗けれ形容詞・ク活用「くらし」の已然形
ど、接続助詞
格助詞
知りラ行四段活用「しる」の連用形
て、接続助詞
飛び付きカ行四段活用「とびつく」の連用形
たり完了の助動詞「たり」の連用形
ける過去の助動詞「けり」の連体形
格助詞
ぞ。係助詞


【ちょっと復習「はふはふ」の意味は?】

※現代語訳:徒然草『猫また』現代語訳と解説

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著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。



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