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『多摩川にさらす手作りさらさらに 何そこの児のここだかなしき』現代語訳と解説 |
著作名:
走るメロス
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はじめに
このテキストでは、万葉集で詠まれている「多摩川にさらす手作りさらさらに 何そこの児のここだ悲しき」という歌について説明していきます。
原文
多摩川にさらす手作りさらさらに 何そこの児のここだかなしき
現代語訳
多摩川にさらしている手作りの布のように、なんでこの子は特別に可愛いのだろうか
解説
この歌は作者が不明なのですが、万葉集の中でもよく登場してくる句です。東国(都からみて東側。いわゆる田舎)を詠んだ歌ということで、この手のものは東歌と言われます。
手作りで布を作るときに、最終的に川の水にさらす必要があります。多摩川にさらした布の美しさと「その児」の可愛さをかけた句なのでしょう。「その児」は女性を表すのか、それとも幼い子供を表すのかは諸説あります。
「かなしき=悲しい」と訳さないように注意しましょう。古典では、「かなし=愛らしい」です。
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