|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文に出てくる品詞~形容詞~活用の一覧(ク活用・シク活用・カリ活用) |
著作名:
春樹
250,046 views |
古文に出てくる品詞~形容詞~
動詞について勉強をしましたね。今回は形容詞について説明をします。
形容詞
形容詞とは、現代語と同じように事や者の状態・性質・人の感情を表す言葉で、 終止形が「~し」となります。つまり、現代語で言うと「白い」「うつくしい」「はげしい」などの「~い」で終わるものを「~し」で終わらせて、「白し」「うつくし」「はげし」とするわけです。
ク活用とシク活用
形容詞の活用には、ク活用とシク活用の二種類があります。
この2つは基本的に同じパターンで変化しますので、一緒に覚えてしまいましょう。
活用型/活用形 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
ク活用 | (く) | く | し | き | けれ | - |
ク活用(から) | から | かり | - | かる | - | かれ |
シク活用 | (しく) | しく | し | しき | しけれ | - |
シク活用(かり) | しから | しかり | - | しかる | - | しかれ |
リズムが大切です。まずは何も考えずに覚えましょう。
「白い」のように「~い」で終わり、「い」を「し」に変えるだけのものは ク活用、「うつくしい」などの「い」を取る活用は シク活用といいます。
ところで、上のまとめからは、「から」や「しかり」など、ク活用とシク活用はそれぞれ2パターンあるように思えますが、一体これはどういうことでしょうか。
カリ活用
カリ活用は、形容詞と助動詞つなげたときに、発音しやすくするために作られたものです。
例えば白からずという言葉があったとしましょう。
今勉強したように、ク活用やシク活用だけで表現するならば、「白くあらず」となるわけですが、それよりも「白からず」と言った方が発音がしやすいですよね。
このカリ活用は、ク活用、シク活用に含まれたものだと考えておいてください。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文に出てくる品詞~動詞編~活用の種類と活用形一覧
>
係り結びの法則/係助詞(ぞ・なむ・や・か・こそ)
>
古文に出てくる品詞~形容動詞~活用の種類一覧(ナリ活用・タリ活用)
>
『ある人、弓射ることを習ふに』の品詞分解 徒然草
>
古文に出てくる品詞~動詞編~活用の種類と活用形一覧
>
『春はあけぼの』の品詞分解 枕草子
>
最近見たテキスト
古文に出てくる品詞~形容詞~活用の一覧(ク活用・シク活用・カリ活用)
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング
注目テキスト
中学国語
- 現代文
- 現代文:論説/評論文
- 現代文:小説
- 現代文:随筆
- 現代文:短歌/俳句
- 現代文:文法
- 現代文:文法
- 現代文:作家
- 現代文:作家
- 現代文:ことば
- 現代文:漢字/単語/熟語/ことわざ
- 現代文:その他
- 現代文:その他
- 古典:読み解き
- 古文:文章の訳/読み解き
- 漢文:文章の訳/読み解き
- 古典:文法
- 古文:文法
- 漢文:文法
- 古典:ことば
- 古文:単語/ことば
- 漢文:単語/ことば
- 古典の基礎知識
- 古文の基礎知識
- 漢文の基礎知識
- 古典:その他
- 古典:その他