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徒然草『久しく隔たりて会ひたる人の』の品詞分解

著者名: 走るメロス
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徒然草『久しく隔たりて会ひたる人の』

このテキストでは、徒然草の一節『久しく隔たりて会ひたる人の』の品詞分解を記しています。



※現代語訳:徒然草『久しく隔たりて会ひたる人の』のわかりやすい現代語訳と解説

※徒然草は兼好法師によって書かれたとされる随筆です。清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」と言われています。

品詞分解

※名詞は省略しています。

久しく隔たりて会ひたる人の、わが方にありつること、数々に残りなく語り続くるこそ、 あひなけれ。


久しく形容詞・シク活用・連用形
隔たりラ行四段活用・連用形
接続助詞
会ひハ行四段活用・連用形
たる完了の助動詞・連体形
の、格助詞
代名詞
格助詞
格助詞
ありラ行変格活用・連用形
つる完了の助動詞・連体形
こと、
数々に形容動詞・ナリ活用・連用形
残りなく形容詞・ク活用・連用形
語り続くるカ行下二段活用・連体形
こそ、係助詞
あいなけれ。形容詞・ク活用・已然形


隔てなく慣れぬる人も、ほど経て見るは、はづかしからぬかは。

隔てなく形容詞・ク活用・連用形
慣れラ行下二段活用・連用形
ぬる完了の助動詞・連体形
も、係助詞
ほど
経てハ行下二段活用・連用形
見るマ行上一段活用・連体形
は、係助詞
はづかしから形容詞・シク活用・未然形
打消の助動詞・連体形
かは。係助詞


つぎさまの人は、あからさまに立ち出でても、今日ありつることとて、息もつぎあへず語り興ずるぞかし。

つぎさまの
格助詞
は、係助詞
あからさまに形容動詞・ナリ活用・連用形
立ち出でダ行下二段活用・連用形
接続助詞
も、係助詞
今日
ありラ行変格活用・連用形
つる完了の助動詞・連体形
こと
とて、格助詞
係助詞
つぎガ行四段活用・連用形
あへ補助動詞・ハ行下二段活用・未然形
打消の助動詞・連用形
語り興ずるサ行変格活用・連体形
終助詞
かし。終助詞



よき人の物語するは、人あまたあれど、一人に向きて言ふを、 おのづから人も聞くにこそあれ。

よき形容詞・ク活用・連体形
格助詞
物語するサ行変格活用・連体形
は、係助詞
あまた副詞
あれラ行変格活用・已然形
ど、接続助詞
一人
格助詞
向きカ行四段活用・連用形
接続助詞
言ふハ行四段活用・連体形
を、格助詞
おのづから副詞
係助詞
聞くカ行四段活用・連体形
断定の助動詞・連用形
こそ係助詞
あれ。補助動詞・ラ行変格活用・已然形


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「教科書 高等学校 古典B」 第一学習社
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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