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古文単語「あづかる/預かる」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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あづかる/預かる

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「あづかる/預かる」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

「あずかる」には、
与る
②預かる
などの用法があるが、ここでは「②預かる」を扱う。
ラ行四段活用

未然形あづから
連用形あづかり
終止形あづかる
連体形あづかる
已然形あづかれ
命令形あづかれ


意味:他動詞

管理する、責任をもって引き受ける

[出典]帰京 土佐日記
「中垣こそあれ、一つ家のやうなれば、望みて預かれるなり。」

[訳]:隣の家とを隔てる垣根はあるけれど、(隣の家と私の家とは)一軒の家のようなものなので、(お隣さんが)望んで管理を引き受けたのだ。


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