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宇治拾遺物語『絵仏師良秀』の品詞分解(動詞・助動詞・活用など)

著者名: 走るメロス
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なんでふもののつくべきぞ。年ごろ不動尊の火炎をあしく書きけるなり。今見れば、かうこそ燃えけれと、心得つるなり。これこそせうとくよ。


「なんでふ副詞
もの
格助詞
つくカ行四段活用・終止形
べき当然の助動詞・連体形
ぞ。疑問の係助詞
年ごろ
不動尊
格助詞
火炎
格助詞
あしく形容詞・シク活用・連用形
かきカ行四段活用・連用形
ける過去の助動詞・連体形
なり。断定の助動詞・終止形
見れマ行上一段活用・已然形
ば、接続助詞
かう副詞
こそ係助詞
燃えヤ行下二段活用・連用形
けれ詠嘆の助動詞・已然形
と、格助詞
心得ア行下二段活用・連用形
つる完了の助動詞・連体形
なり。断定の助動詞・終止形
これ代名詞
こそ係助詞
せうとく
よ。間投助詞






この道を立てて世にあらむには、仏だによく書きたてまつらば、百千の家もいできなん。わたうたちこそ、させる能もおはせねば、ものをも惜しみたまへ。」

代名詞
格助詞
格助詞
立てタ行下二段活用・連用形
接続助詞
格助詞
あらラ行変格活用・未然形
仮定の助動詞・連体形
格助詞
は、係助詞
だに副助詞
よく副詞
かきカ行四段活用・連用形
たてまつら補助動詞・ラ行四段活用・未然形・謙譲語
ば、接続助詞
百千
格助詞
係助詞
いできカ行変格活用・連用形
強意の助動詞・未然形
ん。推量の助動詞・終止形
わたうたち代名詞
こそ、係助詞
させる連体詞
係助詞
おはせサ行変格活用・未然形
打消の助動詞・已然形
ば、接続助詞
もの
格助詞
係助詞
惜しみマ行四段活用・連用形
たまへ。」尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・已然形






と言ひて、あざ笑ひてこそ立てりけれ。そののちにや、良秀がよぢり不動とて、今に人々愛で合へり。

格助詞
言ひハ行四段活用・連用形
て、接続助詞
あざ笑ひハ行四段活用・連用形
接続助詞
こそ係助詞
立てタ行四段活用・命令形
存続の助動詞・連用形
けれ。過去の助動詞・已然形
代名詞
格助詞
のち
断定の助動詞・連用形
や、係助詞
良秀
格助詞
よぢり不動
格助詞
て、接続助詞(※「とて」で格助詞とする場合もある)
今に副詞
人々
愛で合へハ行四段活用・命令形
り。存続の助動詞・終止形



※現代語訳はこちら:宇治拾遺物語『絵仏師良秀』わかりやすい現代語訳と解説


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著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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『教科書 高等学校 国語総合 古典編』 東京書籍
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
『教科書 精選国語総合』 東京書籍
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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