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伊勢物語『渚の院(昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり〜)』の品詞分解

著者名: 走るメロス
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■今狩りする交野の渚の家、その院の桜、ことにおもしろし。その木のもとに下りゐて、枝を折りてかざしにさして、上、中、下、みな歌詠みけり。

単語品詞敬意の向き
今ーー
狩りーー
するサ行変格活用「す」の連体形ー
交野ーー
の格助詞ー
渚ーー
の格助詞ー
家、ーー
そ代名詞ー
の格助詞ー
院ーー
の格助詞ー
桜、ーー
ことに副詞ー
おもしろし。ク活用の形容詞「おもしろし」の終止形ー
そ代名詞ー
の格助詞ー
木ーー
の格助詞ー
もとーー
に格助詞ー
下りゐワ行上一段活用「おりゐる」の連用形ー
て、接続助詞ー
枝ーー
を格助詞ー
折りラ行四段活用「をる」の連用形ー
て接続助詞ー
かざしーー
に格助詞ー
さしサ行四段活用「さす」の連用形ー
て、接続助詞ー
上、ーー
中、ーー
下、ーー
みなーー
歌ーー
詠みマ行四段活用「よむ」の連用形ー
けり。過去の助動詞「けり」の終止形ー



■馬頭なりける人の詠める。「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」となむ詠みたりける。

単語品詞敬意の向き
馬頭ーー
なり断定の助動詞「なり」の連用形ー
ける過去の助動詞「けり」の連体形ー
人ーー
の格助詞ー
詠めマ行四段活用「よむ」の命令形ー
る。完了の助動詞「り」の連体形ー
「世の中ーー
に格助詞ー
たえて副詞ー
桜ーー
の格助詞ー
なかりク活用の形容詞「なし」の連用形ー
せ過去の助動詞「き」の未然形ー
ば接続助詞ー
春ーー
の格助詞ー
心ーー
は係助詞ー
のどけからク活用の形容詞「のどけし」の未然形ー
まし」反実仮想の助動詞「まし」の終止形ー
と格助詞ー
なむ強意の係助詞・係り結びー
詠みマ行四段活用「よむ」の連用形ー
たり完了の助動詞「たり」の連用形ー
ける。過去の助動詞「けり」の連体形・係り結びー



■また人の歌、「散ればこそいとど桜はめでたけれ憂き世になにか久しかるべき」とて、その木のもとは立ちて帰るに、日暮れになりぬ。

単語品詞敬意の向き
また人ーー
の格助詞ー
歌、ーー
「散れラ行四段活用「ちる」の已然形ー
ば接続助詞ー
こそ強意の係助詞・係り結びー
いとど副詞ー
桜ーー
は係助詞ー
めでたけれク活用の形容詞「めでたし」の已然形・係り結びー
憂き世ーー
に格助詞ー
なに代名詞ー
か反語の係助詞・係り結びー
久しかるシク活用の形容詞「ひさし」の連体形ー
べき」推量の助動詞「べし」の連体形・係り結びー
とて、格助詞ー
そ代名詞ー
の格助詞ー
木ーー
の格助詞ー
もとーー
は係助詞ー
立ちタ行四段活用「たつ」の連用形ー
て接続助詞ー
帰るラ行四段活用「かへる」の連体形ー
に、格助詞ー
日暮れーー
に格助詞ー
なりラ行四段活用「なる」連用形ー
ぬ。完了の助動詞「ぬ」終止形ー


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