はじめに
ここまで、現在形での文章を中心に勉強してきたと思います。
I play soccer. (私はサッカーをします。)
I go to school. (私は学校に行きます。)
現在形とはこのような文章のことでしたね。
しかしこれだけでは、
会話が広がりません。
例えば、家に帰ってお母さんに、「今日は○○なことをしたよ」とか、「この間の夏休みは家族で旅行に行った」なんて日記を書くときにも
過去の表現が必要になってきます。
過去形の登場
そこで出てくるのが、過去を表現できる
過去形ですね。
現在形と同じようにbe動詞と一般動詞とであつかい方が変わってきます。
ここではbe動詞の例文をみてみましょう。
be動詞の過去形
私は15歳です。
まずはこれを英文にしてみましょう。
I am 15 years old. こうなりますね。
では10年後に、「そのとき私は15歳でした。」
こう言うにはどうしたらいいでしょうか?
そこで登場するのがbe動詞の過去形です。
I am 15 years old. を過去形にするとこうなります。
I was 15 years old at that time.
※「at that time」は「そのとき」という意味です。
「is」を「was」に変化させました。
be動詞の形を変えることで、過去のニュアンスを出すんですね。
wasとwere
ちなみにbe動詞には2タイプの変化があります。
主語がI、He、She、Itのときに「was」、主語がWe、You、Theyのときに「were」となります。
では1つ例をとってやってみましょう。
彼はそのとき中学生でした。
まずは現在形で考えてみます。現在形だと「彼は中学生です」という文章になりますね。これを英訳します。「そのとき」は「at that time」、「中学生」は「junior high school student」を使います。
He is a junior high school student.
現在形ができたら、これを過去形に変えます。
過去形にするには、be動詞を過去形にすればいいんでしたね。
「is」の過去形は「was」ですので
He was a junior high school student at that time.
いかがでしたでしょうか?
be動詞は、主語によって「was」か「were」に変化をする。
これを抑えておきましょう。