新規登録 ログイン

9_80 ことば / 単語

古文単語「うきよ/浮き世/憂き世」の意味・解説【名詞】

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
「うきよ/浮き世/憂き世」の意味・活用・使用例【名詞】

このテキストでは、名詞「うきよ/浮き世/憂き世」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

名詞

意味1

つらい世の中、苦しみの多い世の中

[出典]渚の院 伊勢物語
「散ればこそいとど桜はめでたけれ憂き世になにか久しかるべき」

[訳]:散るからこそ、桜はいっそうすばらしいのです。このつらい世の中で一体何がいつまでも変わらずにいることができるでしょうか、いやできません。


意味2

現世、俗世間

[出典]忠度の都落ち 平家物語
浮き世に思ひおくこと候はず。」

[訳]現世に思い残すことはございません。

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 16,239 pt 
 役に立った数 3 pt 
 う〜ん数 1 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。