manapedia
更新日時:
伊勢物語『渚の院(昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり〜)』の品詞分解
著作名: 走るメロス
309,606 views
伊勢物語『渚の院』

このテキストでは、伊勢物語の82段『渚の院』(昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり〜)の品詞分解を記しています。



現代語訳

伊勢物語『渚の院(昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり〜)』の現代語訳と文法解説

伊勢物語とは

伊勢物語は平安時代初期に書かれた歌物語です。作者は未詳ですが、在原業平がモデルではないかと言われています。

品詞分解

※名詞は省略しています。


■昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり。山崎のあなたに、水無瀬といふ所に、宮ありけり。年ごとの桜の花盛りには、その宮へなむおはしましける。

単語品詞敬意の向き
昔、ーー
惟喬親王ーー
と格助詞ー
申すサ行四段活用「まうす」の連体形謙譲・作者→惟喬親王
親王ーー
おはしましサ行四段活用「おはします」の連用形尊敬・作者→惟喬親王
けり。過去の助動詞「けり」の終止形ー
山崎ーー
の格助詞ー
あなた代名詞ー
に、格助詞ー
水無瀬ーー
と格助詞ー
いふハ行四段活用「いふ」の連体形ー
所ーー
に、格助詞ー
宮ーー
ありラ行変格活用「あり」の連用形ー
けり。過去の助動詞「けり」の終止形ー
年ごとーー
の格助詞ー
桜ーー
の格助詞ー
花盛りーー
に格助詞ー
は、係助詞ー
そ代名詞ー
の格助詞ー
宮ーー
へ格助詞ー
なむ係助詞・係り結びー
おはしましサ行四段活用「おはします」の連用形尊敬・作者→惟喬親王
ける。過去の助動詞「けり」の連体形・係り結びー



■その時、右馬頭なりける人を、常に率ておはしましけり。時世経て久しくなりにければ、その人の名忘れにけり。

単語品詞敬意の向き
そ代名詞ー
の格助詞ー
時、ーー
右馬頭ーー
なり断定の助動詞「なり」の連用形ー
ける過去の助動詞「けり」の連体形ー
人ーー
を、格助詞ー
常に副詞ー
率ワ行上一段活用「ゐる」の連用形ー
て接続助詞ー
おはしましサ行四段活用「おはします」の連用形尊敬・作者→惟喬親王
けり。過去の助動詞「けり」の終止形ー
時世ーー
経ハ行下二段活用「ふ」の連用形ー
て接続助詞ー
久しくシク活用の形容詞「ひさし」の連用形ー
なりラ行四段活用「なり」の連用形ー
に完了の助動詞「ぬ」の連用形ー
けれ過去の助動詞「けり」の已然形ー
ば、接続助詞ー
そ代名詞ー
の格助詞ー
人ーー
の格助詞ー
名ーー
忘れラ行下二段活用「わする」の連用形ー
に完了の助動詞「ぬ」の連用形ー
けり。過去の助動詞「けり」の終止形ー



■狩りはねむごろにもせで、酒をのみ飲みつつ、やまと歌にかかれりけり。

単語品詞敬意の向き
狩りーー
は係助詞ー
ねむごろにナリ活用の形容動詞「ねむごろなり」の連用形ー
も係助詞ー
せサ行変格活用「す」の未然形ー
で、接続助詞ー
酒ーー
を格助詞ー
のみ副助詞ー
飲みマ行四段活用「のむ」の連用形ー
つつ、接続助詞ー
やまと歌ーー
に格助詞ー
かかれラ行四段活用「かかる」の已然形ー
り存続の助動詞「り」の連用形ー
けり。過去の助動詞「けり」の終止形ー






1ページ
前ページ
1/4
次ページ


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。