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伊勢物語『ゆく蛍・行く蛍』の品詞分解

著者名: 走るメロス
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時は水無月のつごもり、いと暑きころほひに、宵は遊びをりて、夜ふけて、やや涼しき風吹きけり。


係助詞
水無月
格助詞
つごもり
いと副詞
暑きク活用の形容詞「あつし」の連体形
ころほひ
に、格助詞
係助詞
遊びをりラ行変格活用「あそびをる」の連用形
て、接続助詞
ふけカ行下二段活用「ふく」の連用形
て、接続助詞
やや副詞
涼しきシク活用の形容詞「すずし」の連体形
吹きカ行四段活用「ふく」の連用形
けり。過去の助動詞「けり」の終止形


蛍たかく飛び上がる。この男、見ふせりて、「ゆく蛍雲のうへまで往ぬべくは秋風吹くと雁に告げこせ」

たかくク活用の形容詞「たかし」の連用形
飛び上がる。ラ行四段活用「とびあがる」の終止形
代名詞
格助詞
男、
見ふせサ行四段活用・「みふす」の已然形
存続の助動詞「り」の連用形
て、接続助詞
ゆくカ行四段活用「ゆく」の連体形
格助詞
うへ
まで副助詞
往ぬナ行変格活用「いぬ」の終止形
べく可能の助動詞「べし」の未然形
接続助詞
秋風
吹くカ行四段活用「ふく」の終止形
格助詞
格助詞
告げガ行下二段活用「つぐ」の連用形
こせ希望の助動詞「こす」の命令形


暮れがたき夏のひぐらしながむればそのこととなくものぞ悲しき

暮れラ行下二段活用「くる」の連用形
がたき接尾語。ク活用の形容詞「かたし」の連体形「かたき」が変化したもの
格助詞
ひぐらし
ながむれラ行下二段活用「ながむ」の已然形
接続助詞
代名詞
格助詞
こと
格助詞
なくク活用の形容詞「なし」の連用形
もの
係助詞・係り結び
悲しきシク活用の形容詞「かなし」の連体形・係り結び


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