「ふく/更く/深く」の意味・活用・使用例【カ行下二段活用】
このテキストでは、カ行下二段活用の動詞「
ふく/更く/深く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「ふく」には
①更く/深く
②老く
③
吹く
④
葺く
などの用法があるが、ここでは「①更く/深く」を扱う。
カ行下二段活用
未然形 | ふけ |
連用形 | ふけ |
終止形 | ふく |
連体形 | ふくる |
已然形 | ふくれ |
命令形 | ふけよ |
■意味:自動詞
夜がふける、季節が深まる。
[出典]:
芥川 伊勢物語
「行く先多く、夜も
更けにければ、...」
[訳]:行先はたくさんあり、夜も
更けてしまったので...