ベクトルの加法と減法
ここでは、ベクトルの足し算と引き算につて説明します。

や

などなんだか難しそうですね。考え方は、今まで学習してきた記号の計算と少し勝手が違います。
■足し算
例えば図のように、

と

があったとしましょう。
このとき、

はどうなるでしょうか。
図に描いてあるので簡単かもしれませんが・・・
点Oから出発をして、点Aを経由して点Bまで行くと考えてみましょう。
最終的に、点Oから点Bに向かうということになりますよね。
どのような過程をたどったであれ、点Aから点Bに行くことにはかわりありません。

となります。
■引き算
では次の図ではどうでしょうか。
先ほどの足し算のときとは異なり、点Oから2つの向きの違うベクトルが出ていますね。

となります。

ではありませんので注意しましょう。