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枕草子 原文全集「神は/崎は/屋は」

著者名: 古典愛好家
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神は

神は松の尾。八幡、この国の帝にておはしけむこそめでたけれ。行幸などにな木の花の御輿にたてまつるなど、いとめでたし。大原野、春日いとめでたくおはします。

平野は、いたづら屋のありしを、なにする所ぞと問ひしに、御輿宿りといひしも、いとめでたし。斎垣(いがき)に葛(つち)などのいとおほくかかりて、もみぢの色々ありしも、

「秋にはあへず」


と貫之が歌思ひいでられて、つくづくとひさしうこそ立てられしか。みこもりの神、またをかし。賀茂さらなり。稲荷。


崎は

崎は唐崎。みほが崎。

屋は

屋はまろ屋。東屋(あづまや)。


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・枕草子 原文全集「神は/崎は/屋は」

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渡辺実 1991年「新日本古典文学大系 枕草子・方丈記」岩波書店
松尾聰,永井和子 1989年「完訳 日本の古典 枕草子」小学館
萩谷朴 1977年「新潮日本古典集成 枕草子 下」 新潮社

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