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9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

「日の入相ばかりに絶え入りて、またの日の戌の時ばかりになむ、からうじて生き出でたりける」の現代語訳・品詞分解

著者名: 走るメロス
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「日の入相ばかりに絶え入りて、またの日の戌の時ばかりになむ、からうじて生き出でたりける」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解

原文

今日の入相ばかりに絶え入りて、またの日の戌の時ばかりになむ、からうじて生き出でたりける。


現代語訳・口語訳・意味

今日の夕暮れ時ぐらいに気を失って、翌日の戌の刻(午後八時頃)になって、ようやく息を吹き返しました。


品詞分解

単語品詞
今日名詞
格助詞
入相(いりあひ)名詞
ばかり副助詞
格助詞
絶え入りラ行四段活用「たえいる」の連用形
て、接続助詞
また副詞
格助詞
名詞
格助詞
名詞
格助詞
名詞
ばかり副助詞
格助詞
なむ、係助詞
からうじて副詞
生き出でダ行下二段活用「いきいづ」の連用形
たり完了の助動詞「たり」の連用形
ける。過去の助動詞「けり」の連体形


※「またの」で一語とする解釈もある。

主な出典

伊勢物語「すける物思ひ」
男、泣く泣く詠める。「出でて往なばたれか別れの難からむありしにまさる今日は悲しも」と詠みて、絶え入りにけり。親あわてにけり。なほ思ひてこそ言ひしか、いとかくしもあらじと思ふに、真実に絶え入りにければ、まどひて願立てけり。今日の入相ばかりに絶え入りて、またの日の戌の時ばかりになむ、からうじて生き出でたりける。
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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