新規登録 ログイン

9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

「伏籠のうちに籠めたりつるものを」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
「伏籠のうちに籠めたりつるものを」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解

原文

「雀の子を犬君が逃がしつる。伏籠のうちに籠めたりつるものを。」とて、いと口惜しと思へり。


現代語訳・口語訳・意味

「雀の子を犬君が逃がしてしまったの。籠の中に入れておいたのに。」といって、とても残念に思っています。


品詞分解

単語品詞敬意の向き
伏籠名詞
格助詞
うち名詞
格助詞
籠めマ行下二段活用「こむ」の連用形
たり存続の助動詞「たり」の連用形
つる完了の助動詞「つる」の連体形
ものを。逆説の終助詞




主な出典

源氏物語「若紫・北山の垣間見」
「何事ぞや。童べと腹立ち給へるか。」とて、尼君の見上げたるに、少しおぼえたるところあれば、子なめりと見給ふ。「雀の子を犬君が逃がしつる。伏籠のうちに籠めたりつるものを。」とて、いと口惜しと思へり。
Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 0 pt 
 役に立った数 0 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。