「鳥などもこそ見つくれ」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
「例の、
心なしの、
かかるわざをして
さいなまるるこそ、いと
心づきなけれ。いづ方へか
まかりぬる。いと
をかしう、
やうやうなりつるものを。鳥などもこそ
見つくれ。」
現代語訳・口語訳・意味
「いつもの、うっかり者が、こんなことをして叱られるのが、本当に気に入りません。どこへ行ってしまったのでしょう。とても可愛らしくだんだんなっていましたのに。
烏などが見つけたら(大変です)。」
品詞分解
| 単語 | 品詞 | 敬意の向き |
| 鳥 | 名詞 | ー |
| など | 副助詞 | ー |
| も | 係助詞 | ー |
| こそ | 係助詞 | ー |
| 見つくれ。」 | カ行下二段活用「みつく」の已然形 | ー |
※「こそ見つくれ」で係り結び。
主な出典
【源氏物語「若紫・北山の垣間見」】
「例の、心なしの、かかるわざをしてさいなまるるこそ、いと心づきなけれ。いづ方へかまかりぬる。いとをかしう、やうやうなりつるものを。鳥などもこそ見つくれ。」とて立ちて行く。