「かわく/乾く」の意味・活用・使用例【カ行四段活用】
このテキストでは、古文単語「
かわく/乾く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「かわく」には
①乾く
②
渇く
の用法があるが、ここでは①乾くについて扱う。
カ行四段活用
未然形 | かわか |
連用形 | かわき |
終止形 | かわく |
連体形 | かわく |
已然形 | かわけ |
命令形 | かわけ |
■意味:自動詞
乾燥する、乾く。
[出典]:
百人一首 二条院讃岐
「わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそしらね
乾く間もなし」
[訳]:私の袖は潮が干いたときでも見えない沖の石のようです。人は知らないでしょうが、(涙に濡れて私の袖は)
乾く間もないことです。