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論語 学而第一『曾子曰、吾日三省吾身~』の書き下し文と現代語訳

著者名: 走るメロス
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『曾子曰、吾日三省吾身、為人謀而忠乎、与朋友交言而不信乎、伝不習乎』

このテキストでは、孔子の教えをまとめた書論語の一節、『曾子曰、吾日三省吾身、為人謀而忠乎、与朋友交言而不信乎、伝不習乎。』の原文(白文)、書き下し文と現代語訳について記しています。学而第一の4番目に記されているものです。



原文(白文)

曾子曰、
吾日三省吾身。
為人謀而忠乎。
与朋友交言而不信乎。
伝不習乎。

書き下し文

曾子曰く、
「吾、日に三たび吾が身を省みる。
人の為に謀(はか)りて忠ならざるか。
朋友と交わりて信ならざるか。
習わざるを伝ふるか。」と。




現代語訳

曾子(先生)がおっしゃることには、
「私(曾子)は1日に3回我が身を振り返る。
人のために心から考えただろうか。
友と会うときに誠実でいられたかだろうか。
そして自分でもうまく理解できていないことを、(中途半端な知識のまま)人に伝えはしなかっただろうか。」と。



著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。

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鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店
『教科書 新編国語総合』 東京書籍
『教科書 高等学校国語 国語総合』 東京書籍

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