新規登録 ログイン

9_80 ことば / 単語

古文単語「つれづれと/徒然と」の意味・解説【副詞】

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
つれづれと/徒然と

このテキストでは、古文単語「つれづれと/徒然と」の意味、解説とその使用例を記している。

副詞

意味1

長々と、所在なく、その状態のままずっと

[出典]:箒木 源氏物語
つれづれと降り暮らして、しめやかなる宵ひの雨に...」

[訳]所在なく一日中降り続いて、物静かでしっとりとした宵の雨のせいで...


意味2

手持ち無沙汰で、しみじみと、しんみりと

[出典]小野の雪 伊勢物語
「強ひて御室にまうでて拝み奉るに、つれづれといともの悲しくておはしましければ...」

[訳]:(雪の中)無理に(惟喬親王の)御庵室に参上して拝み申し上げたところ、(惟喬親王は)しんみりと大変悲しげな様子でいらっしゃったので...

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 9,840 pt 
 役に立った数 1 pt 
 う〜ん数 1 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。