新規登録 ログイン

9_80 ことば / 単語

古文単語「ゑひしる/酔ひ痴る」の意味・解説【ラ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
ゑひしる/酔ひ痴る

このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「ゑひしる/酔ひ痴る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行下二段活用

未然形ゑひしれ
連用形ゑひしれ
終止形ゑひしる
連体形ゑひしるる
已然形ゑひしるれ
命令形ゑひしれよ


意味:自動詞

ひどく酔って正体をなくす、酒によって前後不覚になる、酔ってぼうっとする

[出典]馬のはなむけ・門出 土佐日記
「二十四日。講師馬のはなむけしに出でませり。ありとある上下、童まで酔ひ痴れて、一文字をだに知らぬ者、しが足は十文字に踏みてぞ遊ぶ。」

[訳]:24日。高僧が馬のはなむけをしにおいでになった。(その場にいる)すべての身分が高い者身分が低い者、子どもまでがひどく酔って正体をなくして、一という文字さえ知らない者が、その足は十という文字を(書くように)調子をとって足踏みをして楽しんでいる。

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 9,755 pt 
 役に立った数 0 pt 
 う〜ん数 1 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。