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古文単語「やすい/安眠/安寝」の意味・解説【名詞】

著者名: 走るメロス
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やすい/安眠/安寝

このテキストでは、古文単語「やすい/安眠/安寝」の意味、解説とその使用例を記している。

名詞

意味

心を安らかにして眠ること、落ち着いて眠ること、安眠

[出典]万葉集
「瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ
いづくより来りしものそ目交にもとなかかりて安眠しなさぬ」

[訳]:瓜を食べれば(残してきた)子どものことが自然に思われる。粟を食べれば、いっそうしのばれる。

いったい子どもたちはどこから来たものなのだろうか(どのような縁で、私の子どもとしてやってきたのだろうか)。目の前にやたらと(子どもたちの姿が)ちらついて、安眠させてくれないことよ。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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