中国の歴史書と日本の記述
『漢書』地理志
『漢書』地理志という書の中に、日本についての記述がはじめて登場します。
『漢書』は前漢の正史で、後漢の時代に班固という学者が書いたものです。
『漢書』地理志には以下の記述があります。
夫れ楽浪海中に倭人有り。分れて百余国と為る。歳時を以て来り献見すと云ふ。(楽浪郡の更に先の海には、倭人という人々がおり、百あまりの国々に分立していて、時々朝貢にやってくる。)
紀元前1世紀の時代、日本は
倭と中国から呼ばれていたんですね。ここに住む
倭人は、小国として地域的な小集団を百あまり形成していました。そして、漢に対し
朝貢(貢物を持って挨拶する行為)をしていました。