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十訓抄『成方の笛(成方といふ笛吹き)』の品詞分解(助動詞など)

著者名: 走るメロス
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大夫、笛を取らむと思ふ心の深さにこそ、様々かまへけれ、今は言ふかひなければ、戒むるに及ばずして、追ひ放ちにけり。


大夫、
格助詞
取らラ行四段活用・未然形
意志の助動詞・終止形
思ふハ行四段活用・連体形
格助詞
深さ
格助詞
こそ、係助詞
様々
構へハ行下二段活用・連用形
けれ。過去の助動詞・已然形
係助詞
言ふかひなけれ形容詞・ク活用・已然形
ば、接続助詞
戒むるマ行下二段活用・連体形
格助詞
及ばバ行四段活用・未然形
打消の助動詞・連用形
サ行変格活用・連用形
て、接続助詞
追ひ放ちタ行四段活用・連用形
完了の助動詞・連用形
けり。過去の助動詞・終止形



後に聞けば、あらぬ笛を大丸とて打ち砕きて、もとの大丸はささいなく吹きゆきければ、大夫のをこにてやみにけり。

格助詞
聞けカ行四段活用・已然形
ば、接続助詞
あらぬ連体詞
格助詞
大丸
とて格助詞
打ち砕きカ行四段活用・連用形
て、接続助詞
もと
格助詞
大丸
係助詞
ささいなく形容詞・ク活用・連用形
吹きゆきカ行四段活用・連用形
けれ過去の助動詞・已然形
ば、接続助詞
大夫
格助詞
をこに形容動詞・ナリ活用・連用形
接続助詞
やみマ行四段活用・連用形
完了の助動詞・連用形
けり。過去の助動詞・終止形



はじめは、ゆゆしくはやりごちたりけれど、つひに出だしぬかれにけり。

はじめ
は、係助詞
ゆゆしく形容詞・シク活用・連用形
はやりごちタ行四段活用・連用形
たり存続の助動詞・連用形
けれ過去の助動詞・已然形
ど、接続助詞
つひに副詞
出だしぬかカ行下二段活用・連用形
受身の助動詞・連用形
完了の助動詞・連用形
けり。過去の助動詞・終止形


※現代語訳:十訓抄『成方の笛(成方といふ笛吹き)』の現代語訳と解説


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著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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