十訓抄『文字一つの返し』
ここでは、十訓抄の中の『文字一つの返し』の品詞分解をしています。
品詞分解
※名詞は省略してあります。
成範卿、
事
あり(ラ行変格活用・連用形)
て(接続助詞)、
召し返さ(サ行四段活用・未然形)
れ(受身の助動詞・連用形)
て(接続助詞)、
内裏
に(格助詞)
参ぜ(サ行変格活用・未然形)
られ(尊敬の助動詞・連用形)
たり(存続の助動詞・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
に(接続助詞)、
昔
は(係助詞)
女房
の(格助詞)
入り立ち
なり(断定の助動詞・連用形)
し(過去の助動詞・連体形)
人
の(格助詞)、
今
は(係助詞)
さも(副詞)
あら(ラ行変格活用・未然形)
ざり(打消の助動詞・連用形)
けれ(過去の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
女房
の(格助詞)
中
より(格助詞)、
昔
を(格助詞)
思ひ出で(ダ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)、
雲
の(格助詞)
上
は(係助詞)
ありし(連体詞)
昔
に(格助詞)
変はら(ラ行四段活用・未然形)
ね(打消の助動詞・已然形)
ど(接続助詞)
見(マ行上一段活用・連用形)
し(過去の助動詞・連体形)
玉垂れ
の(格助詞)
うち
や(係助詞)
恋しき(形容詞・シク活用・連体形)
と(格助詞)
詠み出だし(サ行四段活用・連用形)
たり(完了の助動詞・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
を(接続助詞)、
返事
せ(サ行変格活用・未然形)
む(意志の助動詞・終止形)
とて(格助詞)、
灯籠
の(格助詞)
際
に(格助詞)
寄り(ラ行四段活用・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
ほど
に(格助詞)、