新規登録 ログイン

9_80 文法 / 文法

『五月五日、賀茂の競べ馬を』の品詞分解

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加

これを見る人、あざけりあさみて、「世のしれ者かな。かく危き枝の上にて、安き心ありて睡るらんよ」と言ふに、

これ代名詞
格助詞
見るマ行上一段活用・連体形
人、
あざけりラ行四段活用・連用形
あさみマ行四段活用・連用形
て、接続助詞
「世の連語
しれ者
かな。終助詞
かく副詞
危き形容詞・ク活用・連体形
格助詞
にて、格助詞
安き形容詞・ク活用・連体形
ありラ行変格活用・連用形
接続助詞
睡るラ行四段活用・終止形
らん現在推量の助動詞・終止形
よ。」終助詞
格助詞
言ふハ行四段活用・連体形
に、接続助詞


我が心にふと思ひしままに、「我等が生死の到来、ただ今にもやあらん。それを忘れて、物見て日を暮す、愚かなる事はなほまさりたるものを」と言ひたれば、


我が連語
格助詞
ふと副詞
思ひハ行四段活用・連用形
過去の助動詞・連体形
ままに、連語
「我等
格助詞
生死
格助詞
到来、
ただ今
断定の助動詞・連用形
係助詞
係助詞
あら補助動詞・ラ行変格活用・未然形
ん。推量の助動詞・連体形
それ代名詞
格助詞
忘れラ行下二段活用・連用形
て、接続助詞
物見マ行上一段活用・連用形
接続助詞
格助詞
暮らす。サ行四段活用・終止形
愚かなる形容動詞・ナリ活用・連体形
係助詞
なほ副詞
まさりラ行四段活用・連用形
たる存続の助動詞・連体形
ものを。終助詞
格助詞
言ひハ行四段活用・連用形
たれ完了の助動詞・已然形
ば、接続助詞


前なる人ども、「まことにさにこそ候ひけれ。尤(もっと)も愚かに候ふ」と言ひて、

なる断定の助動詞・連体形
ども、接尾語
まことに副詞
副詞
断定の助動詞・連用形
こそ係助詞
候ひ補助動詞・ハ行四段活用・連用形・丁寧語
けれ。詠嘆の助動詞・已然形
もっとも副詞
愚かに形容動詞・ナリ活用・連用形
候ふ。」補助動詞・ハ行四段活用・終止形・丁寧語
格助詞
言ひハ行四段活用・連用形
て、接続助詞


皆、後を見返りて、「ここへ入らせ給へ」とて、所を去りて、呼び入れ侍りにき。

皆、
格助詞
見返りラ行四段活用・連用形
て、接続助詞
ここ
格助詞
入らラ行四段活用・未然形
尊敬の助動詞・連用形
給へ。」補助動詞・ハ行四段活用・命令形・尊敬語
格助詞
て、接続助詞
格助詞
去りラ行四段活用・連用形
て、接続助詞
呼び入れラ行下二段活用・連用形
侍り補助動詞・ラ行変格活用・連用形・丁寧語
完了の助動詞・連用形
き。過去の助動詞・終止形


1ページへ戻る
前のページを読む
2/3
次のページを読む

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
『教科書 国語総合』 教育出版
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 51,836 pt 
 役に立った数 52 pt 
 う〜ん数 5 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ