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『奥の細道 冒頭(旅立ち・序文・漂泊の思ひ)』の品詞分解 

著者名: 走るメロス
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テストに役立つ!『奥の細道・冒頭』の品詞分解

このテキストでは、奥の細道の冒頭「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり」から始まる部分の品詞分解を記しています。



タイトルが書籍によって様々で、「おくのほそ道」や「冒頭」、「旅立ち」、「序文」、「漂泊の思ひ」、「発端」、「出発まで」などと題されるものがあります。

現代語訳

奥の細道『旅立ち・序文・漂泊の思ひ』の現代語訳と解説


奥の細道とは

「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。」で始まる一節で広く知られている奥の細道は、松尾芭蕉によって書かれました。江戸を出発し、東北地方、北陸地方を巡り岐阜の大垣までの道中の出来事を記した紀行文です。



品詞分解

※名詞は省略しています。


月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。船の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす。古人も多く旅に死せるあり。

月日
係助詞
百代
格助詞
過客
断定の助動詞「なり」の連用形
して、接続助詞
行き交ふハ行四段活用「いきかふ」の連体形
係助詞
また副詞
旅人
なり。断定の助動詞「なり」の終止形
格助詞
格助詞
生涯
格助詞
浮かべ、バ行下二段活用「うかぶ」の連用形
格助詞
とらへハ行下二段活用「とらふ」の連用形
接続助詞
老い
格助詞
迎ふるハ行下二段活用「むかふ」の連体形
は、係助詞
日々
断定の助動詞「なり」の連用形
して接続助詞
格助詞
すみか
格助詞
す。サ行変格活用「す」の終止形
古人
係助詞
多くク活用の形容詞「おほし」の連用形
格助詞
死せサ行変格活用「しす」の未然形
完了の助動詞「る」の連体形
あり。ラ行変格活用「あり」の終止形


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『教科書 新編国語総合』 大修館書店
『教科書 高等学校国語総合 古典編』 三省堂
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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