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9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

『世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる』 現代語訳と品詞分解・文法解説

著者名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、古今和歌集で詠まれている歌「雪世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」の現代語訳・口語訳と解説、そして品詞分解を記しています。

原文

世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる

現代語訳

この世の中では、一体何が不変であるのだろうか、いやない。(例えば)飛鳥川において、昨日は淵であったところが、今日は瀬にかわっているように。

解説・鑑賞のしかた

この歌は、誰によって詠まれたかはわかっていません。世の中はつねに動いていて、同じ状態が続くことはないのだという無常感を表現した歌です。

単語


世の中はこの世は、現生は
何か常なる「常に同じものがあろうか、いやない」という反語
ぞ-なる「ぞ+連体形」で、係り結びの法則


品詞分解

※名詞は省略してあります。

世の中
係助詞
反語の係助詞
常なるナリ活用の形容動詞「つねなり」の連体形
飛鳥川
昨日
格助詞
係助詞
今日
係助詞
格助詞
なるラ行四段活用・連体形

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『教科書 高等学校国語 国語総合』 東京書籍
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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