剰余の定理
多項式の割り算には
剰余の定理というものがあります。それは、
f(x)をx-αで割ったときの余りはf(α)である。
というものです。例を挙げてみてみましょう。
 =3x ^{2} -2x%2B1)
を

で割ったとします。
割り算を行うと、商は3x+4、あまりは9ですね。
このときf(2)の値はどうなるでしょうか。
 =3x ^{2} -2x%2B1)
にx=2を代入して計算すると、f(2)=9となります。
余りと同じになりましたね。
これは偶然の一致ではありません。
余りだけを求めよという問題の場合、わざわざ最後まで計算をする必要はないというテクニックですね。