「行き通ふ所いできにけり」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
もろともにいふかひなくてあらむやはとて、河内の国高安の郡に、
行き通ふ所
いできにけり。
現代語訳・口語訳・意味
(男は、この女と)一緒にふがいないままでいられようか、いやいられないということで、河内の国の高安の郡に、
通って行くところ(新しい女)ができたのでした。
品詞分解
| 単語 | 品詞 |
| 行き通ふ | ハ行四段活用「いきかよふ」の連体形 |
| 所 | 名詞 |
| いでき | カ行変格活用「いでく」の連用形 |
| に | 完了の助動詞「ぬ」の連用形 |
| けり。 | 過去の助動詞「けり」の終止形 |
主な出典
【伊勢物語『筒井筒』】
さて、年ごろ 経るほどに、女、親なく、頼りなくなるままに、もろともにいふかひなくてあらむやはとて、河内の国高安の郡に、行き通ふ所いできにけり。