「この男かいまみてけり」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
その里に、いと
なまめいたる女はらから
住みけり。この男
かいまみてけり。
現代語訳・口語訳・意味
その里に、たいそう若々しくて美しい姉妹が住んでいました。
この男は、(その姉妹を)物影からこっそりと覗き見しました。
品詞分解
| 単語 | 品詞 |
| こ | 代名詞 |
| の | 格助詞 |
| 男 | 名詞 |
| かいまみ | マ行上一段活用「かいまみる」の連用形 |
| て | 完了の助動詞「つ」の連用形 |
| けり。 | 過去の助動詞「けり」の終止形 |
主な出典
【伊勢物語『初冠』】
昔、男初冠して、平城の京、春日の里に、しるよしして、狩りに往にけり。 その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。この男かいまみてけり。 思ほえず、ふる里にいとはしたなくてありければ、心地まどひにけり。