「親王にかはり奉りて、紀有常」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解・敬意の向き
原文
親王に
かはり奉りて、紀有常、
現代語訳・口語訳・意味
親王に代わり申し上げて、紀有常(が歌を詠んだ)。
品詞分解
| 単語 | 品詞 | 敬意の向き |
| 親王 | 名詞 | ー |
| に | 格助詞 | ー |
| かはり | ラ行四段活用「かはる」の連用形 | ー |
| 奉り | 謙譲の補助動詞・ラ行四段活用「たてまつる」の連用形 | 謙譲・作者→惟喬親王 |
| て、 | 接続助詞 | ー |
| 紀有常、 | 名詞 | ー |
主な出典
【伊勢物語「渚の院」】
帰りて宮に入らせ給ひぬ。夜更くるまで酒飲み、物語して、あるじの親王、酔ひて入り給ひなむとす。十一日の月も隠れなむとすれば、かの馬頭の詠める。「飽かなくに まだきも月の 隠るるか 山の端逃げて 入れずもあらなむ」親王にかはり奉りて、紀有常、「おしなべて峰も平になりななむ山の端なくは月も入らじを」