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15_80 平面上のベクトル / 平面ベクトル:平面図形

ベクトルを用いた、三角形の面積の公式

著者名: OKボーイ
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ベクトルを使った三角形の面積を求める公式について解説

ここでは、ベクトルを用いた三角形の面積の求め方、その公式について説明しています。



面積を求める公式

ALT


図のように、ベクトルaとベクトルbで張られる三角形の面積をSとします。
このとき、面積Sは、次のように表すことができます。

ALT


これを導きだしてみます。

証明

まず、ベクトルaとベクトルbのなす角を「θ」とします。
ALT


三角形の高さをHとしたとき

ALT

これを整理すると、

ALT

となりますね。このことから

ALT


ここで
sin² θ +cos² θ =1より、

sin² θ=1−cos² θ

また0°<θ<180°なので、sinθ>0。
以上のことから、

ALT




これを
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に代入します。

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また、ベクトルの内積
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より

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式を整理すると、
ALT

となり、最初の公式が求まりましたね!
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『チャート式 数学ⅡB』 数研出版
『教科書 数学B』 数研出版

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