3項以上の式の展開
3つ以上の項がある式に二項定理をどうやって使うのか。
ここではその方法を紹介します。
例えば、
これの展開に
そのまま二項定理を使うことはできません。
二項定理とは、その名の通り、2つの項を展開するときの定理ですからね。
では二項定理を使うのをあきらめるのかというと、そうはいきません。
そこで、(a+b)を1つの文字とみて二項定理を使えるように工夫をします。
ここではためしに(a+b)=Aとおいてみます。すると
これなら二項定理が使えそうですね!
ためしに
を展開してみましょう。
a+b=Aとおいたとき
このように求めることができます。