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ことば / 単語 古文単語「ゆきかふ/行き交ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】
著者名:
走るメロス
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ゆきかふ/行き交ふ
このテキストでは、ハ行四段活用の動詞「 ゆきかふ/行き交ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ハ行四段活用
未然形 | さそは |
連用形 | さそひ |
終止形 | さそふ |
連体形 | さそふ |
已然形 | さそへ |
命令形 | さそへ |
■意味1:自動詞
行ったり来たりする、往来する。
[出典]: 養和の飢饉 方丈記
「河原などには、馬・車の 行き交ふ道だになし。」
[訳]:河原などには、馬や牛車の 往来する道すらありません。
■意味2:自動詞
巡りゆく、移りゆく、去ってはまたやって来る。
[出典]: 漂泊の思い・旅立ち 奥の細道
「月日は百代の過客にして、 行き交ふ年もまた旅人なり。」
[訳]:月日は永遠に(終わることのない旅をする)旅人(のようなもの)であって、 去ってはまたやって来る年もまた旅人(のようなもの)である。
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松尾芭蕉,
単語,
鴨長明,
方丈記,
奥の細道,
古文単語,
旅立ち,
解説,
意味,
養和の飢饉,
ハ行四段活用,
漂泊の思い,
ゆきかふ,
行き交ふ,
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂 |
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse |
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