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7_80 第2分野 / 3年:地球と宇宙

地球と太陽系

著者名: Shinobu
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このテキストでは、地球と太陽系についてまとめてみます。

身近な星


人類が生活してきた中で、身近な星といえば、地球、太陽、月ですね。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

地球

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地球は、様々な生物が生きる星で、表面は大気に覆われ、海水が存在しています。
海と陸の比率は7:3で、地上の最高地点はエベレスト(8,848m)、最深地点はマリアナ海溝のチャレンジャー海淵(10,911m)です。
地球は、半径6,371kmの球体です。

太陽

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太陽は、高温のガスの光体で、表面温度はおよそ6,000℃に達するといわれています。
半径は696,000kmで地球の109倍の球体です。


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月は、大気や海水がなく、表面には多くのクレーターがあります。月の表面では、重力が地球上の6分の1になります。
半径は1,738km(地球の約4分の1)の球体です。

天体の動き

天体は、常に一定の動きをしています。

恒星の動き

すべての恒星は、東から西に23時間56分で1回転します。

太陽の動き

太陽はおよそ24時間で1周します。

地球の動き

地球は、西から東に23時間56分で1自転します。

23時間56分ってヘンだと思うかもしれませんが、地球も太陽の周りを公転しているので、そのズレを調整すると、地球の自転にかかる時間は23時間56分となります。


季節と星座

季節よって、地球に現れる太陽の方角も変わります。夏至の頃は真東、真西よりも北寄り、冬至の頃は、真東、真西よりも南寄りになります。

昼夜の長さも変わりますね。昼間は、夏至の頃に最も長くなり、冬至の頃に最も短くなります。

天体運動と地球の公転

太陽は、星座の中を西から東に向かって一年かかって一周します。この通り道のことを黄道といいます。
季節によって見える星座も変わってきます。例えば、日本で夜20時頃に見える南天の星座は、次のようになります。

おとめ座・しし座さそり座・いて座ペガサス座・カシオペア座オリオン座・おうし座


また、地球は、地軸を66.6度傾けて太陽の周りを公転しています。

惑星と太陽系

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惑星とは、太陽のように自ら光を発している恒星と違い、自ら光は出さずに恒星の光を反射して輝く星のことです。

惑星は、太陽から近い順に、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の順番に並んでいます。
水金地火木土天海と覚えましょう。

昔は冥王星という星が惑星として認識されていたのですが、現在冥王星は準惑星というカテゴリーに分類されています。


惑星は幾つかの種類に分けられます。
地球型惑星

半径は小さく、密度が大きい惑星です。水星・金星・地球・火星がこれにあたります。

地球型惑星

半径は大きく、密度が小さい惑星です。木星・土星・天王星・海王星がこれにあたります。

内惑星

地球より内側の軌道をまわる惑星です。水星・金星がこれにあたります。

外惑星

地球より外側の軌道をまわる惑星です。火星・木星・土星・天王星・海王星がこれにあたります。

太陽系

太陽系は、太陽を中心に、先にあった9つの惑星と小惑星、衛星、すい星、隕石などからなります。

太陽系の特徴は、冥王星以外は公転軌道上にほぼ直線上にあることです。また、土星にはリングと呼ばれる輪があります。

惑星の動き

太陽系の9つの惑星の中でも、動き方が異なります。内惑星は、地球から見た場合太陽に近い場所をまわり、外惑星は巡行・逆行・留などの特徴があります。

恒星と宇宙

宇宙は無限に近い数の惑星や恒星がありますが、恒星は光を発しているので距離を測ることができます。この宇宙の距離を測る単位を、光年といいます。
また、恒星は、その明るさによって等級で表します。
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・地球と太陽系

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『教科書 中学理科』 東京書籍

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