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古文単語「しのぐ/凌ぐ」の意味・解説【ガ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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しのぐ/凌ぐ

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ガ行四段活用

未然形しのが
連用形しのぎ
終止形しのぐ
連体形しのぐ
已然形しのげ
命令形しのげ


意味1:他動詞

押さえつける、押しふせる

[出典]:万葉集
「奥山の真木の葉しのぎ降る雪のふりはますとも地に落ちめやも」

[訳]:山奥の立派な木の葉を押さえつけて降る雪のように、古くなっていくこと(古り)が増しても、(名家の名が)地に落ちるようなことがあろうか、いやない。


意味2:他動詞

(苦境や困難を)
乗り越える、乗り切る、耐え忍ぶ、防ぐ

[出典]平泉 奥の細道
「既に頽廃空虚のくさむらとなるべきを、四面新たに囲みて、甍を覆ひて風雨をしのぐ。」

[訳]:もう少しで崩れ果てて何もない草むらとなるはずだったところを、(後世の人たちが)四方を新しく囲んで、(屋根)瓦を覆って雨風を防ぐ(ようにしてある)。


意味3:他動詞

見下す、いじめる

[出典]:日本霊異記
「その村の童女ら、みな心を同じくしてしのぎあなづりていはく...」

[訳]:その村の女の子たちが、みな心を同じにして(この子を)いじめ軽蔑して言うことには...

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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