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古文単語「つどふ/集ふ」の意味・解説【ハ行四段活用・ハ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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つどふ/集ふ

このテキストでは、古文単語「つどふ/集ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

※「つどふ/集ふ」には、①ハ行四段活用と②ハ行下二段活用の用法がある。
①ハ行四段活用

未然形つどは
連用形つどひ
終止形つどふ
連体形つどふ
已然形つどへ
命令形つどへ


意味:自動詞

集まる、寄り合う、より集まる

[出典]漂泊の思ひ・旅立ち 奥の細道
「むつまじきかぎりは宵よりつどひて舟に乗りて送る。」

[訳]:親しい人たちは皆前の晩から集まって(今朝は一緒に)舟に乗って見送ってくれる。




②ハ行下二段活用

未然形つどへ
連用形つどへ
終止形つどふ
連体形つどふる
已然形つどふれ
命令形つどへよ


意味:他動詞

集める、寄せる

[出典]:澪標 源氏物語
「心やすき殿造りしては、かやうの人つどへて...」

[訳]:「安心できる御殿を作って、このような人を集めて...

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
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