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ことば / 単語 古文単語「ふるさと/古里/故郷」の意味・解説【名詞】
著者名:
走るメロス
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ふるさと/古里/故郷
このテキストでは、古文単語「 ふるさと/古里/故郷」の意味、解説とその使用例を記しています。
名詞
■意味1
旧都、昔都のあったところ。
[出典]: 初冠 伊勢物語
「思ほえず、 ふる里にいとはしたなくてありければ、心地まどひにけり。 」
[訳]:思いもよらず(このような寂れた) 旧都に、不釣り合いな様子で(美しい姉妹が)いたので、(男は)心を乱してしまいました。
■意味2
以前住んでいた土地、なじみのある土地。
[出典]: 古今和歌集 紀貫之
「人はいさ心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の香ににほいける」
[訳]:人の心はさあどうだかわからりません。しかし 慣れ親しんだこの土地では、梅の花が昔とかわらずにすばらしい香になって匂っていることだよ。
■意味3
生まれ故郷。
[出典]: 悲田院の堯蓮上人は 徒然草
「 故郷の人の来たりて、物語すとて...」
[訳]: 生まれ故郷の人が来て、話をするといって...
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紀貫之,
古今和歌集,
徒然草,
単語,
名詞,
吉田兼好,
古文単語,
兼好法師,
伊勢物語,
初冠,
解説,
意味,
悲田院の堯蓮上人は,
故郷,
ふるさと,
古里,
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse |
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂 |
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