ずんず/誦ず
このテキストでは、サ行四段活用の動詞「
ずんず/誦ず」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
※「
ずうず、」「
ずず」、「ずす」、「じゅす」とも。
サ行変格活用
未然形 | ずんぜ |
連用形 | ずんじ |
終止形 | ずんず |
連体形 | ずんずる |
已然形 | ずんずれ |
命令形 | ずんぜよ |
■意味:他動詞
口ずさむ、吟ずる、朗詠する。
[出典]:須磨 源氏物語
「『二千里の外故人の心』と誦じ給へる。」
[訳]:(白居易の漢詩)「二千里離れた土地にいる古くからの友人の心(はどう思うだろうか)。」と口ずさみなさる。