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徒然草『花は盛りに』(望月の隈なきを〜)の品詞分解

著者名: 走るメロス
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すべて、月・花をば、さのみ目にて見るものかは。春は家を立ち去らでも、月の夜は閨(ねや)のうちながらも思へるこそ、いとたのもしう、をかしけれ。


すべて、副詞
月・花
格助詞
ば、係助詞
副詞
のみ副助詞
にて格助詞
見るマ行上一段活用「みる」の連体詞
もの
かは。係助詞または終助詞
係助詞
格助詞
立ち去らラ行四段活用「たちさる」の未然形
接続助詞
も、係助詞
格助詞
係助詞
格助詞
うち
ながら接続詞
係助詞
思へハ行四段活用「おもふ」の已然形
存続の助動詞「り」の連体詞
こそ、係助詞
いと副詞
たのもしう、シク活用の形容詞「たのもし」の連用形「たのもしく」のウ音便
をかしけれ。シク活用の形容詞「をかし」の已然形



よき人は、ひとへに好けるさまにも見えず、興ずるさまも等閑(なほざり)なり。片田舎の人こそ、色濃く万はもて興ずれ。

よきク活用の形容詞「よし」の連体形
は、係助詞
ひとへに副詞
好けカ行四段活用「すく」の已然形
存続の助動詞「り」の連体形
さま
格助詞
係助詞
見えヤ行下二段活用「みゆ」の未然形
ず、打消の助動詞「ず」の連用形
興ずるサ行変格活用「きょうず」の連体形
さま
係助詞
なほざりなり。ナリ活用の形容動詞「なほざりなり」の終止形
片田舎
格助詞
こそ、係助詞
色濃くク活用の形容詞「いろこし」の用形
係助詞
もて興ずれ。サ行変格活用「もてきょうず」の已然形



花の本には、ねぢ寄り立ち寄り、あからめもせずまもりて、酒のみ、連歌して、はては、大きなる枝、心なく折り取りぬ。

格助詞
もと
格助詞
は、係助詞
ねぢよりラ行四段活用「ねぢよる」の連用形
立ち寄り、ラ行四段活用「たちよる」の連用形
あからめ
係助詞
サ行変格活用「す」の未然形
打消の助動詞「ず」の連用形
まもりラ行四段活用「まもる」の連用形
て、接続助詞
飲み、マ行四段活用「のむ」の連用形
連歌
サ行変格活用「す」の連用形
て、接続助詞
果ては副詞、または名詞「果て」+係助詞「は」
大きなるナリ活用の形容動詞「おほきなり」の連体形
枝、
心なくク活用の形容詞「こころなし」の連用形
折り取りラ行四段活用「をりとる」の連用形
ぬ。完了の助動詞「ぬ」の終止形



泉には手・足さしひたして、雪にはおりたちて跡つけなど、万の物、よそながら見る事なし。

格助詞
係助詞
手足
さしひたしサ行四段活用「さしひたす」の連用形
て、接続助詞
格助詞
係助詞
おりたちタ行四段活用「おりたつ」の連用形
接続助詞
つけカ行下二段活用「つく」の連用形
など、副助詞
格助詞
物、
よそながら副詞
見るマ行上一段活用「みる」の連体形
なし。ク活用の形容詞「なし」の終止形


※現代語訳:『花は盛りに』(望月の隈なきを千里の外まで〜)の現代語訳と解説


著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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『教科書 高等学校 国語総合』 第一学習社
『教科書 高等学校国語総合 古典編』 三省堂
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 精選国語総合』 三省堂
『教科書 探求国語総合』 桐原書店

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