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9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

『雪のいと高う降りたるを』テストで出題されそうな問題

著者名: 走るメロス
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雪のいと高う降りたるを

枕草子『雪のいと高う降りたるを』でテストに出題されそうな問題をピックアップしていきます。



※清少納言は平安時代中期の作家・歌人です。一条天皇の皇后であった中宮定子に仕えました。そして枕草子は、兼好法師の『徒然草』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」と言われています。
問題

次の文章を読み、設問に答えよ

雪のいと高う降りたるを例ならず御格子まゐりて炭櫃に火おこして、物語などして集まりさぶらうに、
「少納言よ、香炉峰の雪いかならむ。」

と仰せらるれば、御格子上げさせて、御簾を高く上げたれば、笑はせたまふ。人々も
さることは知り、歌などにさへ歌へど、思ひこそよらざりつれ。なほ、この官の人にはさべきなめり。」

と言ふ。

設問

Q1:「例ならず御格子まゐりて」を現代語訳せよ。


Q2:「炭櫃」の読み仮名を書け。


Q3:「さぶらう」は誰から誰への尊敬語か。




Q4:「御格子上げさせて」の主語を答えよ。


Q5:「さることは」とはどのようなことを指しているか。


Q6:「さべきなめり」を品詞分解し、文法的に説明せよ。


Q7:清少納言が御格子をあげたのは、中国のとある句に則ったがためであるが、その句の作者を答えよ。


次ページ:解説と現代語訳

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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 精選古典B 古文編』 東京書籍
『教科書 精選国語総合』 大修館書店

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