方丈記『養和の飢饉』
ここでは、方丈記の中の『養和の飢饉』(またいとあはれなることも侍りき〜)の品詞分解をしています。
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方丈記『養和の飢饉(またいとあはれなることも侍りき〜)』の現代語訳
品詞分解
※名詞は省略してあります。
また(接続詞)
いと(副詞)
あはれなる(形容動詞・ナリ活用・連体形)
こと
も(係助詞)
侍り(ラ行変格活用・連用形)
き(過去の助動詞・終止形)。
去りがたき(形容詞・ク活用・連体形)
妻・夫
持ち(タ行四段活用・連用形)
たる(存続の助動詞・連体形)
もの
は(係助詞)、
そ(代名詞)
の(格助詞)
思ひ
まさり(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
深き(形容詞・ク活用・連体形)
もの、
必ず(副詞)
先立ち(タ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
死ぬ(ナ行変格活用・終止形)。
そ(代名詞)
の(格助詞)
故
は(係助詞)、
わ(代名詞)
が(格助詞)
身
は(係助詞)
次
に(格助詞)
し(サ行変格活用・連用形)
て(接続助詞)、
人
を(格助詞)
いたはしく(形容詞・シク活用・連用形)
思ふ(ハ行四段活用・連体形)
あひだ
に(格助詞)、
まれまれ(副詞)
得(ア行下二段活用・連用形)
たる(完了の助動詞・連体形)
食ひ物
を(格助詞)
も(係助詞)
彼
に(格助詞)
譲る(ラ行四段活用・連体形)
に(格助詞)
より(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
なり(断定の助動詞・終止形)。
されば(接続詞)、
親子
ある(ラ行変格活用・連体形)
もの
は(係助詞)
定まれ(ラ行四段活用・已然形)
る(存続の助動詞・連体形)
こと
に(断定の助動詞)
て(接続詞)、
親
ぞ(係助詞)
先立ち(タ行四段活用・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)。
また(接続詞)、
母
の(格助詞)
命
尽き(カ行上二段活用・連用形)
たる(完了の助動詞・連体形)
を(格助詞)
知ら(ラ行四段活用・未然形)
ず(打消の助動詞・連用形)
して(接続助詞)、
いとけなき(形容詞・ク活用・連体形)
子
の(格助詞)、
なほ(副詞)
乳
を(格助詞)
吸ひ(ハ行四段活用・連用形)
つつ(接続助詞)、
臥せ(サ行四段活用・已然形)
る(存続の助動詞・連体形)
など(副助詞)
も(係助詞)
あり(ラ行変格活用・連用形)
けり(過去の助動詞・終止形)。