She always makes me happy.
She always makes me happy. という文章を日本語訳してみましょう。
「彼女が私をいつも幸せを作る」…直訳するとこうなりますね。
しかしこの英文の正しい訳し方は、
彼女はいつも私を幸せにしてくれるです。
では
Her song always makes me happy. この文章はどうでしょうか。
同じように訳すと、
彼女の歌は私を幸せにしてくれるとなりますね。
このように、主語が
生物ではないの文章のことを、
無生物主語の文章と言います。この無生物主語の文章は、直訳をすると先ほどの例のように不自然な日本語になってしまいます。ですので、
きちんとした日本語訳をできるようにしておくことがポイントです。
いくつか例をみてみましょう。
■The test on next week forced us to study at home.
forcedはforceの過去形で、
~を強制するという意味です。
直訳すると、来週のテストは私達に家で勉強することを強制した。となりますが、どこか不自然です。自然な日本語にアレンジしちゃいましょう、通じるように日本語訳をすることもテクニックの1つです。
来週のテストのせいで、私達は家で勉強しなければならなかった。
こんな感じでしょうか。
■The music reminds me of my childhood.
remindsはremindの3単元のSの形で、
~を思い出させるという意味です。
慣れてくれば、「
英文→直訳→意味の通る日本語訳」というステップを踏む必要はもちろんありません。が、ここでは念のためにもう1度直訳をしてみましょう。
「その音楽は、私に子供時代を思い出させます。」
これでも十分に意味は通りますね。もう少しかっこよく変化させてみましょう。
その音楽を聞くと、子供時代を思い出す
こんな感じですね。
日本語訳がうまくできるか、それが無生物主語の大きなポイントです。