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方丈記『大火とつじ風(また治承四年四月のころ中御門京極のほどより〜)』の品詞分解(助動詞など)

著者名: 走るメロス
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檜皮、葺板のたぐひ、冬の木の葉の風に乱るるがごとし。塵を煙のごとく吹き立てたれば、すべて目も見えず。

檜皮、
葺板
格助詞
たぐひ、
格助詞
木の葉
格助詞
格助詞
乱るるラ行下二段活用・連体形
格助詞
ごとし。比況の助動詞・終止形
格助詞
格助詞
ごとく比況の助動詞・連用形
吹き立てタ行下二段活用・連用形
たれ存続の助動詞・已然形
ば、接続助詞
すべて副詞
係助詞
見えヤ行下二段活用・未然形
ず。打消の助動詞・終止形



おびたたしく鳴りとよむほどに、もの言ふ声も聞こえず。かの地獄の業の風なりとも、かばかりにこそはとぞおぼゆる。

おびただしく形容詞・シク活用・連用形
鳴りとよむマ行四段活用・連体形
ほど
に、格助詞
もの
言ふハ行四段活用・連体形
係助詞
聞こえヤ行下二段活用・未然形
ず。打消の助動詞・終止形
代名詞
格助詞
地獄
業の風
なり断定の助動詞・終止形
とも、接続助詞
かばかり副詞
断定の助動詞・連用形
こそ係助詞
係助詞
格助詞
係助詞
おぼゆる。ヤ行下二段活用・連体形



家の損亡せるのみにあらず、これを取り繕ふ間に、身を損なふ人、数も知らず。この風、未の方に移りゆきて、多くの人の嘆きなせり。

格助詞
損亡せサ行変格活用・未然形
完了の助動詞・連体形
のみ副助詞
断定の助動詞・連用形
あらラ行変格活用・未然形
ず、打消の助動詞・連用形
これ代名詞
格助詞
取り繕ふハ行四段活用・連体形
に、格助詞
格助詞
損なふハ行四段活用・連体形
人、
係助詞
知らラ行四段活用・未然形
ず。打消の助動詞・終止形
代名詞
格助詞
風、
格助詞
格助詞
移りゆきカ行四段活用・連用形
て、接続助詞
多く形容詞・ク活用・連用形
格助詞
格助詞
嘆き
なせサ行四段活用・已然形
り。完了の助動詞・終止形



辻風は常に吹くものなれど、かかる事やある。ただ事にあらず、さるべきもののさとしかなどぞ、疑ひ侍りし。

辻風
係助詞
常に副詞
吹くカ行四段活用・連体形
もの
なれ断定の助動詞・已然形
ど、接続助詞
かかる連体詞
係助詞
ある。ラ行変格活用・連体形
ただ事
断定の助動詞・連用形
あらラ行変格活用・未然形
ず、打消の助動詞・連用形
さるべき連体詞
もの
格助詞
さとし
係助詞
など副助詞
ぞ、係助詞
疑ひハ行四段活用・連用形
侍り丁寧の補助動詞・ラ行変格活用・連用形
し。過去の助動詞・連体形



現代語訳

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著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
『教科書 古典B 古文編』 桐原書店
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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